塩の道 |
日本には古くから「塩の道」と呼ばれた街道がありますね。 ここ塩津街道は平安時代の頃から街道として栄えたようです。 北国から都へ送られてくる貢物は敦賀から琵琶湖北端にある塩津浜まで運ばれ、次は船で琵琶湖を大津まで、そして都まで運ばれたため、塩津街道は日本海地方と都を結ぶ大動脈であったようです。 今は国道8号線が走っている塩津浜付近。 JR近江塩津駅付近・上にある高架がJRの陸橋。 福井県境手前。 このあたりは今でも本当に塩の道である。近畿・北陸にまたがる豪雪地帯のこの街道は、交通量も多いために道路へ大量の塩化カルシウムが散布される。そのために春先の道路は塩が付着したまま乾いて白くなり、まさに塩の道なのだ。 古くから塩の道と呼ばれ、今でも塩の道・・・こうした塩分の環境に与える影響はどんなものなのだろうか?高速道路の雪が多いときなど、この道を走るが、真っ白な塩の道を走る度に考えてしまいます。 |
by crazylovers
| 2010-03-31 10:36
| on the road
|
Comments(4)
Commented
by
kin
at 2010-04-02 20:39
x
最近あまりこの道は走らないのですがこんなに白い塩の道になっているんですね。この塩化カルシウム車にもよくないようですね、でもいまのところ冬にはなくてはならないものです。
そんな塩の道の季節も終わりですね。
0
Commented
by
beachcomberjp at 2010-04-02 21:54
kinさん、
塩カル・・・やはり良いわけないでしょうね。車はともかく、環境への影響も心配ですね。 古くは塩の道、そして今でも・・・やはり無くてはならない街道なので、冬場も塩カル撒かれて、みんなに使われる道なのですね。
Commented
by
尚 nao.
at 2010-04-03 21:02
x
記事を読む前にパッと写真を見て、
まだこんなに凍結しているの?と思ってしまいました(笑) でも、ほんとこれは問題ありますよね〜。 道路脇からどの程度の距離まで影響あるのかわかりませんが 乾燥して細かくなれば風に飛ぶこともあるでしょうし。 昔の塩の道が塩カルの道なんて…悪い冗談みたいなホントの話なんですね。
Commented
by
beachcomberjp at 2010-04-05 10:24
尚さん、
こうした雪国の街道に散布される塩カルの量、半端じゃないでしょうね。この街道、真冬は水を使った融雪装置が働いていますが、その稼動が終わった後で雪が降ると、こうして塩カル作戦となっちゃいます。 |
<< 買っちゃったよぉ~! | 歩道工事、ほぼ完了。 >> |