古書探訪・鳥浜貝塚 |
先日、ズイコー夜話を求めた時、一緒に買ってきたのが鳥浜貝塚・縄文のタイムカプセル。 あまり歴史分野は得意ではないオレなので、資料的な意味で求めたのだが、著者の森川さんの文章は読みやすく。ストーブの脇で一気に読んでしまった。著者は地元の元高校教師で、大学在学中に鳥浜遺跡を発見され、その後の発掘を指揮された方。そんな方ならではの苦労話もあり、何よりも7000年も続いた鳥浜の変化や、技術から、縄文時代の人々の生活が目の前に浮かんでくるような本でした。 1994年に読売新聞社から発行されたまだ新しい本ですので、図書館などでもみつけることができるでしょう。興味のある方はぜひご一読を! |
by crazylovers
| 2014-02-15 17:07
| books
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Comments(6)
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春
at 2014-02-16 16:18
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器として使っていたんでしょうか?今のように、誰もが南の国から流れてきたココヤシとはわからなかったのでしょうけれど、海からのよい贈り物だったことには間違いないですね。親子で楽しく加工している姿が目に浮かびます。
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beachcomberjp at 2014-02-16 18:43
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ぱんだ
at 2014-02-18 21:51
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面白そうな本ですね!
古代の人々にとって椰子の実はどう写ったのか? きっと、椰子の実以外にも漂着する様々なモノを生活の中に取り入れていたことでしょうね。 液体を入れたり掬ったりする容器も、今日ではペットボトルなどのプラ製品が安価で入手することが出来るので苦労することはありませんね。
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beachcomberjp at 2014-02-19 21:33
ぱんださん、
今は捨てられて困るほど、ペットボトルがあふれていますが、まだオレが山をやっていた20代の頃、そんな便利なものはありませんでした。ビニールボトルは水に臭いが移るし、シグのアルミボトルは高価でした。ですから、当時のココヤシは役に立つものだったのでしょう。
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makino
at 2014-02-22 07:29
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crazylovers at 2014-02-23 15:48
makinoさん、
そうですね、表浜のベンケイガイ拾っていれば、きっとココヤシも見つけるはず。ただ、木質の遺物は条件が揃わないと残らないのでなかなか難しいですね。地下水が染み出すような条件が無いと、難しいようです。 |
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