横井庄一さんに会ってきた! |
オレくらいの世代の方なら、グアム島で1972年に発見された日本兵としての横井庄一さんのお名前をきっとご存知のはず。横井さんは名古屋に戻られ、1997年に82歳で亡くなられるまで名古屋で暮らされました。オレは一度だけ名古屋でお見かけしたことがありましたが、それがどこであったかも思い出せません。(笑)」 そんな横井さんと久しぶりにお会いした場所は名古屋市博物館! 現在、名古屋市博物館では、グアム島で横井さんが作り、使われていた身の回りのモノを展示中です。 こうしたジャケットやパンツも、パゴというハイビスカスの仲間の樹皮を晒して繊維にして、それを織って作られたと言うから驚きです。これが図録です。 残念ながら、撮影禁止でしたのでディテールを写真で紹介できませんが、会場で描いてきたメモから雰囲気が掴めるでしょうか? お次は長袖のスーツ。パンツの裾には「こはぜ」が付けられ、絞れるようになっていました。 この特別展では、横井庄一さんが作られたモノだけではなく、ガラス製の戸車やら、陶磁器製の帽子掛けなど、当時の代用日用品も多く展示されていました。そんな中で気になったのが昭和中学の学徒報国隊員・近藤さんのシャツ。 戦時中の物資不足で、カーキ色の汚れたシャツを、何度も繕った補修痕の目立つシャツがすごく気になりました。戦争は、戦場に赴く兵士だけではなく、銃後を守っていたほとんどの人々にも、これほど重くのしかかっていたと言うのが、この一枚のシャツから見て取れます。 お時間があれば、名古屋市博物館で開催中の特別展、ぜひご覧ください。名古屋市営地下鉄・桜山駅から徒歩10分ほどです。 戦後70年、様々なモノが各地で展示されたのでしょうが、このボロいシャツも同様に重みのある展示物でした。 |
by crazylovers
| 2015-11-03 09:59
| Museum
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Comments(4)
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kin
at 2015-11-03 13:33
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恥ずかしながら・・という言葉が有名で流行りましたね。中学生の時でした。
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beachcomberjp at 2015-11-03 18:09
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ぱんだ
at 2015-11-04 20:23
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新婚旅行でグアムに行きました。
グアムでは、私の希望で海や山に行くツアーに参加。 山に行ったら、本当かどうか? 横井さんが棲んで居られた洞窟?にも行きました。 グアムは持ち込まれたブラウンスネーク?だったかが、鳥類を食べつくした?とかで、殆ど鳥はみることがなかった。 変わりに、山では1㎡あたり50匹以上は居る?と思われる小さなトカゲが沢山いて驚きました。
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beachcomberjp at 2015-11-04 21:58
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