歩道工事、ほぼ完了。 |
ず~っと遊んでもらえた名古屋空襲ハケ。この現場の工事がほぼ終わった。メインの陸橋部分工事はこれからだが、その部分にハケはなく、とりつけ道路の歩道部分が楽しめた場所だった。 最も美味しかった部分の舗装が完了して、こうなった。もう、この後はよほど大きな工事でもない限り、ここが露出することは無いだろう。 土の露出部分に多少の陶片はあったが、そのままにしておいた。 さて、そんな土くれの上に、変わった石があった。パッと見た目は蛍石・フローライトのようだ。大きさは小ぶりの握りこぶしほど。 それだけ持ち帰って、洗ってみた。 乾いた石をじっくり見たら、蛍石ではない。まず蛍石がここにある理由がわからないよね。 結論は、空襲による大火でハケにあったガラス瓶などが溶けて塊となって、それが冷めた後に割れたものだろう。空襲ハケならではの最後の拾い物でした。 さらば、空襲ハケ! |
by crazylovers
| 2010-03-27 17:15
| 名古屋空襲資料室
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Comments(2)
空襲から65年たつというのに意外なところにその確かな証拠が残っていたのですね。小さなカケラですが、空襲の火災で溶けたガラスが語り伝えてくれることは重いですね。
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beachcomberjp at 2010-04-12 23:51
なおとさん、
ここの空襲ハケの出土品、カテゴリーの名古屋空襲資料室に展示してありますのでご覧ください。 この三階橋周辺は大曽根にあった三菱の工廠への爆撃飛行ルートにあったので、何度も焼けたようです。 |
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