海で胡桃を拾う |
昨日、雨の中をビーチコーミングに行ってきた。 まだ北西の季節風が吹いてないので、日本海側では目ぼしい物はなかった。 でも、浜辺にも秋の気配が忍び寄っている そう、胡桃の漂着が始まった。 この夏に実った胡桃が枝から落下し、雨水によって沢に流れ出し、それが枝川を伝って、大きな河川に流れ込み、海に出たあとで再び陸に戻された。 この時季の胡桃はまだ外側の果肉が取れてなくて、部分的についているものがある。 そんな胡桃も洗ってやればこのとおりきれいになる。 10月を過ぎた頃に漂着する胡桃はもっと遠くからやって来た物なのか、表面に果肉は残っていない。川や海を漂流中に磨かれるのだ。 むかし木曽の山奥で落ちた胡桃を土に埋め、果肉を腐らせて洗っていたのだが、もう今ではそんなことはしない。 胡桃は秋の海で拾う物なのだ。 |
by crazylovers
| 2006-09-17 18:23
| on the road
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Comments(2)
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coral
at 2006-09-25 01:37
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これは何クルミというのでしょうか。ピーカンナッツなどとは違って日本のクルミは渋みも強くて味が濃くて美味しいですよね。海で拾えるなんて羨ましい限りです。
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beachcomberjp at 2006-09-25 16:16
coralさん、
本州に多く生えているオニグルミです。ときどきハート型のヒメグルミや中国大陸のマンシュウグルミもやってきます。 オニグルミはその年のモノを割って食べれば、渋みもほとんどなく、うまみの強いものです。渋みが出てくるのは、殻から剥いて時間がたったからなのでしょうか? パンに入れたり、五平餅のたれに使い重宝しますね。 |
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