excitemusic

どこに出かけるのにも、カメラが手放せないわたし・・・
by crazylovers
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ
LINK
うちの本家、海のブログはこちら
Beachcomber's Logbook


お友だちのウエブページ
海辺の標本箱
OLYMPUS PEN-FTの世界
最新のコメント
satoさん、  高..
by beachcomberjp at 16:12
山登りは苦手なので高度計..
by sato at 20:09
hiyocoさん、  ..
by beachcomberjp at 19:30
ちょうど真上を通過したん..
by hiyoco at 11:48
hiyocoさん、 ..
by beachcomberjp at 14:52
前の赤や黄色と違って渋い..
by hiyoco at 21:33
ろっかくさん、 植..
by beachcomberjp at 21:58
毎日暑いですね!うちのハ..
by ろっかく at 19:52
原田さん、  お知らせ..
by beachcomberjp at 23:18
一ケ月前から、ヒョンナ事..
by 原田幸四郎 at 07:57
以前の記事
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
検索
記事ランキング
画像一覧


アイ・ラブ・マルゼン3・カガシクリーム・つながる繋がる!

 怒涛のマルゼンシリーズ、ここまで来るとは思わなかった。
 今回は瓢箪からコマ・・・なのですが。

 さて、名古屋空襲の熔けたガラスを見て歩くようになって、いくつかの壜底を見てきました。
 そんな中で疑問に思ったのがコレだ。
 底にシ・ガ・カとカタカナで陽刻された壜。
 シガカ?ガカシ?カシガ?読み順は三通り。
 これって、滋賀か?画家氏?樫が?
 どれをとっても、しっくりこない。
 この壜底を見たのは数個もあった。
e0045113_2112329.jpg

 そのくせ、乳白色のクリーム壜の全貌には程遠いものがあった。


 その壜の全貌が明らかになったのは、やはり雨の後!ほらね・・・!!
 やっと掘り出しましたよ~!!
e0045113_2114840.jpg






 洗ってみたら、縦長で口の小さくなった、プロポーションの美しい壜でした。
 これまで欠片しか見てこなかったモノの、全体像が見られるのは嬉しいこと。
e0045113_2116426.jpg



 しかし、疑問の残る壜底の暗号は解読されないまま・・・!
e0045113_21193990.jpg

 昔は右から左に文字を読んだのを思い出した。
 すると、シカガ?ガシカ?カガシ?
 でもこれでも、鹿が?餓死か?加賀市?
 とりあえずカタカナ+クリームで検索、するとカガシクリームでヒットあり!
 昔の新聞広告にあった日付は、昭和5年10月26日、それに昭和13年にも・・・つまりは戦前のモノに間違いなし。
 そして・・・愛知看板の作った昔の看板にカガシクリームがあった。
 でも、活字ばかりで実体の手がかりなし。


 ネット検索はそんなに好きではないので、残るはこれまで培った人脈などを、カンで探りながらフル活用!
 そんな中である人物を紹介された。名古屋在住のC氏とでも、しておこうか。
 名古屋市東区内の喫茶店でお会いしたC氏に、壜を見せたところ、彼は笑いながらカバンから小箱を一つ取り出した。
 それが何とカガシクリームの外箱!そして中にはピカピカのニッケル鍍金もまばゆいクリーム壜!!静かな喫茶店の中でわたしはスゴイ~!!と叫んでしまった。
 さすがに中身は入っていなかったが、中身が入っていても不思議ではないほどの状態!
 こんなモノの存在に、驚いてしまいました!まるで博物館の収蔵庫に眠っていたようなモノだったのです。
 そして、もっと驚くことが!!帰り際、C氏はわたしに「この壜、あなたに差し上げます。この壜が無ければ会うこともなかったでしょうし、こんなに喜んでもらえるのですから・・・」と、手渡してくださったのです。
 壜と一緒にお写真を・・・とお願いしたのですが、それは固辞され「では、ごきげんよう」と言って帰られました。


 それでは、C氏から頂いたカガシクリーム、とくとご覧あれ。
 外箱の蓋部分がコレ!カガシって、案山子だったのですね。
e0045113_2281318.jpg



 驚いたことに名古屋で最古のデパート松坂屋のマーク、このカガシクリームはOEMで松坂屋ブランドにもなって、松坂屋で売られていたようです。
e0045113_2293783.jpg



 そして、反対側にはコレ!
 よ~く見たら、何とMARUZENとあるではありませんか!
e0045113_2212289.jpg



 壜には煌くニッケル鍍金の蓋、それに松坂屋・いとう呉服店特製のシール!
e0045113_22135834.jpg



 こっち側には、KAGASHI CREAM FOR THE SKIN MARUZENとある。
e0045113_22193915.jpg


 上手くいかないときには、いくら断片的な資料が集まっても、何もつながらない。
 けれど、今回のように奇跡的につながることもある。
 外箱には、丸善化粧品部謹製 五十銭とあった。

 わたしが名古屋空襲遺跡でいくつもの壜底を見たのは、きっと松坂屋が丸善製品を販売していた影響が強いのだろう。
 そういえば、子供のころ松坂屋に入っていた書店は丸善だった気がする。

 丸善との因縁が、これだけ続くのは、何だか不思議でもある。
 そのきっかけとなったC氏に感謝。彼と出会えなければ、マルゼンとのつながりも分からなかったのだ。

 漂着物もボトルディグも・・・一期一会。
[PR]
by crazylovers | 2008-05-24 14:14 | 名古屋空襲資料室 | Comments(16)
Commented by 陶片狂 at 2008-05-24 14:49 x
こりゃあ、すごい!このカガシ瓶私も拾ってます。案山子でしたが。これをつけると案山子のようになりますって意味でしょうか。箱ばっかりは干潟から出てきませんからね。これも瓶好きの人達にとって良い資料ですね。
Commented by のら at 2008-05-24 15:01 x
すごいですねぇ!!なんでしょう、このつながりは!!
案山子クリームと判り、完全保存版と出会えたことだけでも驚きですが、先日からの丸善の繋がりを考えてると、シンクロニティーというよりまるで神懸かり!!
どんなにか興奮したでしょうね。
よかったですね。
Commented by おじ at 2008-05-24 15:39 x
すっご~い!!!
思わずミーハー的な叫びを上げそうな話の流れではないですか。
採集した壜にもしっかり出てきたところの写真とか、日付などの履歴を記録したものを付けて、ペアーで残されたら最高ですね。
Commented by beachcomberjp at 2008-05-24 18:08
陶片狂さん、
 瓶は各地の干潟やハケで見つかるのでしょうが、箱やラベルはそういうわけにはいきませんね。
 今回、運の良いめぐり合わせもあって、一気につながってしまいました。何だかこの1週間ほどで、壜の運と、つながり運を使い果たした気分ですよ。
Commented by beachcomberjp at 2008-05-24 18:14
のらさん、
 この壜を掘り出して、紙製パッケージやラベルにまでたどり着いたことも奇跡的なのですが、それらが全て丸善つながり・・・どうなっているのでしょうね?
 たしかに神がかり・・・です。
Commented by beachcomberjp at 2008-05-24 18:16
おじさん、
 いやぁ~!本当に驚きましたよ。
 ここまでつながるってのは、まずありえません。
 まぁ、ネットが無ければ糸口は見つからなかったのですが、それだけでなくアナログな、人のつながりを感じました。
 でも、今年のつながり運、使い果たしてしまいましたねぇ~!!
Commented by 尚 nao. at 2008-05-25 10:22 x
この案山子マーク、ネットか何かで見た記憶が…。
それにしても名古屋市内のハケは、素晴らしいですね。
さすがに土の奥深くまでは空襲の被害を受けなかったのでしょう。
Cさんの壜も、金属蓋が残っているなんて貴重ですね〜。
いやぁ、すごいものばかり見せてもらってドキドキしてます☆
Commented by beachcomberjp at 2008-05-25 11:04
尚さん、
 道路拡幅工事のための立ち退き跡地ですが、ポツポツと家が消えていくので、目が離せません。前のガラスがほとんど熔けていた現場から300メートルほどのところにこれらが密集していました。ブルドーザーで平らにならしてありますが、きっとここはハケだったのでしょう。今日もそろそろ雨が上がりそう・・・地表が洗われ何か出てないかと、気になっています。
Commented by 尚 nao. at 2008-05-26 01:04 x
カガシ…わかりました。
カガシ美白クリームというのが正式な製品名のようで
ホルモンという会社が1918年に発売したもののようです。
おもちゃコレクターの北原照久さんの本
『北原照久の20世紀広告博覧会PART1』に同じデザインで
商品名の書かれた帯の部分だけ異なる箱が載っています。
老舗メーカーのようですが、化粧品業界団体のHPで見たところ
戦後には名前が出てこないので、戦争被害の影響で廃業したのかも。
どういう経緯で丸善や松坂屋が絡んでいるのかはわかりませんが…。
Commented by beachcomberjp at 2008-05-26 08:46
尚さん、
 ありがとうございます。
 当時、松坂屋は名古屋屈指の百貨店,丸善も総合商社だったわけですから、それぞれが自社ブランドを掲げた今で言うOEMだったのかもしれませんね。
Commented by lot49snd at 2011-02-11 23:06 x
はじめまして。カガシ化粧品をネットで調べていてたどり着きました。こんなにきれいな壜が箱付きで残っていたとは驚きです。勝手ながらリンクを貼らせていただきました。
Commented by beachcomberjp at 2011-02-12 10:46
lot49sndさん、
 リンクご連絡頂き、ありがとうございます。
 ご老人から頂いたカガシ化粧品の壜と箱、何かのつながるきっかけとなれば嬉しく思います。
Commented by あかずきん at 2011-04-19 01:22 x
こんばんは
驚きました!カガシと底にエンボス瓶を干潟で拾って一体なんだ~って調べたらココに辿り着き、成る程!です
こんなにキレイな箱まで存在するとは・・・・凄いです
スッキリしました、ありがとうございます^^
Commented by beachcomberjp at 2011-04-19 20:47
あかずきんさん、
 たどり着いたら、オレのところでしたか!(笑)
 完品を下さったC老人、今は何をしてみえるのかな?きっとスゴいコレクションがありそうですが・・・??
Commented by 原田幸四郎 at 2018-07-20 07:57 x
一ケ月前から、ヒョンナ事から、カガシ化粧品を調べ始め、今日、貴プログにたどり着きました。カガシ商品本舗は大阪が本店、東京、名古屋、神戸(工場)満州に拠点があったようで、創業者は、丸善創業者の早矢仕有的の4男、早矢仕(丸家)七郎です。その孫にあたる方が、まだ何名か存命中でするが、そのお一人の方から、何も資料が残っておらずその実態が分かっていないと言われ、調査し始めたところです。是非、現物をみたいもです。
Commented by beachcomberjp at 2018-07-22 23:18
原田さん、
 お知らせ、ありがとうございます。
 やはり丸善関連でしたね。ご子孫の方は、きっとクリームとは関係の無いお仕事をされてるのでしょうね。
 ただ、カガシの名前の由来が気になります。ハヤシが訛ってカガシ??

<< アイ・ラブ・マルゼン4・Mつながり アイ・ラブ・マルゼン-2 >>